・表紙
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Sampl 1
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・Story
五大国をも巻き込んだサスケの復讐も終りを告げ、木葉の里にようやく平和が訪れた。 しかし、サスケは里には戻らないことを決意し、ナルトもそれを認め、彼を見送った。 繋がるものはある。 新しく互いが築いたゆるぎない『友』という位置づけが、ナルトにそうさせたのだ。 里のため、と任務に修行にと励んでいたナルトに、ある日念願の火影就任の命が下された。 現火影綱手を前にして、真っ先に思い浮かんだのは、生涯の友だと互いにうなずき合ったうちはサスケその人。 就任前に10日という期限付きの自由を得たナルトは、火影になるのだと伝えるためにサスケに会いに行くことを決める。 ナルトとサスケ。 互いの時間を共有するうちに、日々サスケの決意をナルトは受け入れ難くなっていた。 そんなナルトに、里の危機が知らされる。 残してきた影分身が消され、里の凄惨な状況が本体のナルトに入ってきたのだ。 すぐさま里に戻らなければならないという緊迫したなかで、サスケを里に連れ戻したいと願ってしまうナルト。 かたくなに己の信念を貫き、里に戻ることを良しとしないサスケ。 急遽、迫られた『里』と『サスケ』という選択に、苦しむナルトがぎりぎりで選んだ道は・・・。