にて候、
あとがき



第1章完と銘打ちながら、全く『完』になっておりませんが、一応梵弁編が完ということで。
ここでは、日記にて叫んでいたことを面倒くさいのでそのまま貼り付けてしまおうと思います。日記読まれている方はスルーな方向で。読んでない方もたいしたことは書いてませんが、本編の補助にはなるかもです。



恒例のお題。

↑これです。甲斐長禅寺にも植えてある木ですね。別名『さるすべり』こっちのが有名ですな。由来とか読んでると、なんて今回のお話にぴったりなんだ!!とさっさと付けました。

・6月の末から咲き出して、ほぼ100日、夏を通して紅の花を付け続ける。
・その和名の由来の通り、サルも落ちるといわれるほどの、木肌のなめらかさ。
・中国の伝説で、恋人と百日後に逢うことを約束した乙女が、約束の百日目の直前に他界、その死んだ日の後に咲いたという花。
・暑い夏に真っ赤な暑苦しい花を咲かせる。

幸村といえば紅。紅の花といえば・・・椿?とか思ってたんですが、あれはあれで潔いけども、潔すぎな感もなきにしもあらず。ぽとりといくより散る方が好き。まぁ椿は落ちてからのが情緒があるんでしょうけど。そして夏といえば、夏の陣ですよね。幸村の散った戦です。でも絶対二人はハッピーエンドにさせるんだから!

4、5話
さて、今回出した、うぐいすは甲斐(山梨)の県鳥にもなってるそうですね。そしてほととぎすの托卵。これは有名ですが、からめて話をすすめてみました。巣から落ちても死なないのは下が草木でしげっているからとか、なんとかだと^^;入れるとテンポが悪くなりそうだった。
※托卵(ほととぎすは自分では巣をつくらずに、ウグイスやミソサザイなどの巣に卵を産み込み、その後の世話をその巣の親鳥に任せてしまう。雛は約10日で孵化(ふか)し、まだ孵化していないほかの卵や雛を背中に一つずつのせて、巣の外に放り出してしまう。 こうして巣内を独占し、仮親の世話を自分だけのものにして育つ。)
幸村はどっちかというと、ほととぎすを悪として糾弾しそうですが、まぁ、これもありかなと。


8,9話目upしました。1話1話が短いんですが、これくらいのが更新しやすい^^
まーたオリキャラ登場。梵天丸のお世話する人もいるだろうなぁと。そしたらやっぱ疱瘡(天然痘)に一度かかったことがある人かなぁと。紅い着物を着てるのは弁丸の紅にもかけてますが、こっちの意味で→(痘の色は赤いほうが経過がよいと考えられていたため、患者や看病する人の衣類、のれん、玩具(がんぐ)などに至るまですべて赤色のものを使う風習……うんぬん)。そして次こそ梵弁…!!


11話目
弁丸の台詞
「目玉が牙を剥いて噛み付くわけでもなし」
これはアニメ1期で筆頭が信長様に目を抉り出されそうになったときに、

「やってみやがれ・・・オレの目は牙を剥いて噛み付くぜ」

とか、お馬鹿なことを言っちゃったところからの引用です。(愛してます)
ぷふっと思ったわけですよ。お前、なんつー恥ずかしいことを口ばしってしまったんだと。ああ、でも自分の事を「この竜を」とかうかつに言ってしまったり「ぱーりぃ、ぱーりぃ」言ってるあたり、頭は良くないよね。とか(愛してます)あいたた筆頭好きですとも。さらにその上をゆくお馬鹿は幸たんですけども(愛しすぎてます)

これにて梵弁シーンは終了。なので今回はイチャっとさせてみました。梵天丸が受けくさいのは仕方ない。子供なんだもの。幼少期は二人とも可愛ければノープロブレム。大人になったらうっしっしです。こっちのもんさ。
あとは梵天シーンと弁丸シーンで第一章は終わり。


12話目up致しました。
前から書きたかった梵天丸の靨鈿(ようでん)編が終わりました。
靨鈿とは・・・美しさを引き立たせるために顔へ刺青を行うこと。らしいです。うちの梵天には花を咲かせてみました。

↑こんな感じかな?これは梵天丸から育った政宗様ですが。本当はもっと控えめでいいと思う。描き過ぎた^^

こういった粋?で奇抜なファッションや化粧をし、時に傍若無人な行動を取ったりすることをこの時代『婆娑羅(バサラ)』といったそうですね。いいじゃんBASARA。

あと、この時代戦前に化粧をする武将も多かったとか。首級を取られることを想定して見苦しくないように、ということらしいです。
これは何だか真田家家紋の六文銭に繋がるものがあるなぁと思うわけです。六文は三途の川の渡し銭。常に決死の覚悟を持っているという。カッコイイ
こうゆう由来って調べだすと面白いですねー。


13話目up
そうそう、92歳?まで生きた幸村の兄信幸は持病の瘧(マラリア)があったそうです。それもらいました。
史実では真田家長男は武田の、次男弁丸は上杉の人質になってますね。これもいただき。
ついでに言うと、政宗様のお師匠様、虎哉宋乙(こさいそういつ)禅師は有名ですが、そのお師匠様、岐秀元伯(ぎしゅうげんぱく)禅師も実在の方で、なななんと信玄公のお師匠様でもあられるんですよね~。このひろーい日の本で、蒼紅のお師匠様同士が兄弟弟子っだったってのは萌えるじゃあないですか!!つい先日ツイッターで滾った。(まぁ、史実では信玄公と幸村自体がほとんど関わりないのが痛いところですが)

そして、実際に信玄公のお城、躑躅ヶ崎館から1km?(3.2kmらしいです)ほどのところにある長禅寺の百日紅は今が見ごろなんだろうなぁと思うと、たまらなく見に行きたいなぁと思うのです。そしてこの長禅寺の住持さんが岐秀元伯禅師でもあるわけです。ほら、蒼紅が繋がった(はぁはぁ

とまぁ、史実を若干織り混ぜながら進めていってる百日紅、調べだすと楽しくて多分書いてる時間より調べてる時間の方が長いんでないか?と思う時もある(笑


14話目up致しました。
武田軍側は何故かほのぼのになりますなぁ。小休止と思って頂ければ。
明瑚さんの見解で幸たんは涙もろく、抱き付癖がある漢です(笑 涙もろいのはアニメでもゲームでもよくありますし(萌えシーン)、抱き付癖はゲーム1の武田軍OPでのあのワンコぶりで分かりますね。あれ殴り飛ばされんかったら、間違いなく信玄公に抱きついてるよね、あの腕の広げ具合は(笑 なので、うちの幸たんは結構誰かれ構わず抱擁する癖があります。そんな幸たんに萌えなんだ(力説)そして現在でのあの信玄公に対するワンフぶり。幸村は幼い頃より信玄公にタラされていたとしか思えません。きっとお館様は飴と鞭を上手に使われる恐ろしいお方なんだろうと思ってます。

武将といえば馬もセットかと思うので、ここで幸村の足となる馬さんにスポットを当ててみました。
本当に『月影』っていうんだね。月=筆頭。影=鹿毛ということにさせてもらいました。ここでは月のような鹿毛の馬ということで。筆頭の馬もまた壮絶な逸話がありますね。それは書く気はありませんけど。
アニメ2期のね。前のEDの方で幸村が馬に乗ってるんですが、カメラアングルが後方からで馬さんのお尻と幸たんのお尻が超可愛いんですよ。馬さえ愛しく感じたので、今回ちょろっと馬さんのことも書いてみました。


15話目up致しました。
書いてて面白くない、だから読んでも面白くない回でした。だからといって他の回はどうなんだと言われれば、如何ともし難いのですが。でもこれ書かないと先に進まない。
でも、あまりに書いてて面白くないので、ちょっと自分なりに楽しみを模索してみた結果。
かの真田十勇士で台詞ある役を、NARUTOキャラでやってしまおうという、阿呆なことをやらかしたわけです。
佐助はもうBASARAの佐助を明瑚さんが歪めて受け止めた結果のシロモノです(他のメインキャラ然り)。
そして霧隠才蔵にサスケ(笑)←ともに行動するだろう穴山小助にナルト。”だってばよ”使っちゃった(笑 や、もしかしたら消すかもですが。ここらは半オリキャラなんで自分がキャラを掴みやすいようにです。だからといって台詞あるってことは彼らには役割があって、その役割柄サスケとかナルトぽいかというとそうでもないから違和感あるんですけどね。
後、予定としては喧嘩仲間の由利鎌之助と根津甚八をアキラさんヒカルコンビで。あーあーあーあー超無理がある(笑

そして、次で第1章終わりです。第2章から一気に成長して頂き、ふたりにはBASARA設定くらいの年齢になって再会してもらおうかなと。考えてみれば第1章11話目からふたり会ってない^^;早くいちゃこら(当社比)に突入しないと自分が楽しくないんだぜ。


長いあとがき^^;
あとがきで自分の書いた小説の解説をするのはナルシスト?だっけな、何かあまり良くは言われてなかったような気がしますが、気にしない。ここは趣味サイトです。高度でハイレベルな読み物をお望みでしたら、他をお当たり下さいなのです。
でも折角、戦国っていう時代に興味を持ったんだったら、どんどん調べて吸収していくのは良いことだと思うんだ。(史実は無視で進めてますけどね)

そうだ最後に16話
これで政宗→幸村(弁丸)の執着が確立したかなと。第2章はまだあまりはっきり決まってはないんですが、政宗→真田嫡男、幸村→梵天丸って感じですれ違いまくる二人を書く予定でございます。興味のある方は引き続き宜しくお願いします^^





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